今年に入って、マイクロスイッチに悩まされます。
正直、大した部品ではないんですが意外と重要な部品だったりもします。
接触不良でも内部の問題なので交換するほか対処法がないのも事実。
交換が出来るうちはそんなに悩みもしませんが、部品が手に入らないとなると、ちょっと状況が変わってきます。

今回はスロットルボディに付いているマイクロスイッチ。スイッチだけの供給もなくスロットルAssyも生産終了・供給なし。有ったとしても¥140,000。・・・っておかしくないですか?
(ちなみに、もう一台同じトラブルの車がありますが、部品は同様に供給なし。こっちは¥361,000(@_@)笑えません)

まぁ、ただON・OFFするだけのスイッチなので取り付けさえ出来れば基本OK。
と言う事で、部品を調達して何とかする事に。
近所のDIYセンターに足を運ぶと・・・売ってない。前に行った時には売っていた記憶が・・・
店員さんに行くと、「売れないから、なくなっちゃった」だって(笑)
段々、小さな部品を売るところがなくなってきてしまったんですね。
仕方なしく、バイク用品店に・・・ブレーキに使うスイッチが使えるのではと・・・

店員さんに数種類のスイッチを出して頂き、何とか使えそうなスイッチを購入。

オリジナルにステーを作って買ってきたスイッチを取り付け。
パッと見、それっぽく付きました。

これがオリジナル20130129_204147[1]

こっちが加工品。普通に付いてるでしょ?

20130129_204327[1] 左側が加工したスイッチとステー。右側がオリジナル。

20130129_204248[1]

と、うまく行ったかに思えたが、落とし穴が・・・
まず最初にスロットルが全開にならない・・・スイッチにリンクが干渉(-_-;)
問題がない程度にリンクを削って対処。全く問題は出ないと思います。

もう一つは、ある意味大馬鹿です。スイッチの特性が逆でした。
オリジナルは押されてONに対して加工品は押されてOFFになるタイプでした。
もしかしたら、何て考えながら加工していましたが、まさにその通りに・・・(-_-;)
まぁ、それでも対応策は有るので加工品は無駄になりません。
車両側にチェンジオーバーリレーを追加する事になりますが、機能が回復るす事には変わりないので、
解決する事でしょう。

低年式車の入庫の多い、当社ではこう言う事をやらないと車が直らないんです。
全てに対処出来る訳ではないですが、出来る限り最善を尽くしています。